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総合PRを手がける株式会社ベクトルによる、2015年のコンテンツマーケティングとネイティブアドの行方を占う6つの動き


2014年12月15日、株式会社ベクトルは、ニュース記事の解析をもとにユーザーの興味に合わせた最適な記事を選ぶサポートをするサービス”Vingow Xwire”を提供する株式会社JX通信社の株式を”第三者割当増資”を引き受ける形で取得し、あわせてコンテンツマーケティング支援事業面での提携を進めていくことが明らかになりました。

これまで、株式会社ベクトルならびに子会社の株式会社シグナルは、コンテンツマーケティング事業において世界最大のレコメンドエンジンOutbrainを提供するアウトブレイン・ジャパン株式会社や、株式会社サイバーエージェント系列の株式会社マイクロアドなどさまざまな事業者との連携を通して、またマーケティング分野における幅広い事業立ち上げ経験をもとに、コンテンツマーケティングに関する実に6つもの大きな動きを見せてきました。

この記事では2014年終盤のベクトルグループの動向をお伝えすると共に、2015年度のコンテンツマーケティング及びネイティブアド領域の新しい流れを予想します。

”総合PR事業”を手がける株式会社ベクトル

「いいモノを世の中に広める」という理念のもと、オンラインオフライン、国内海外問わず戦略PR分野において様々な事業を展開しています。戦略PRとは、”新商品の情報”や”消費者に伝えたいメッセージ”を、世の中の流行・事象に上手くリンクさせて世の中に受け入れられやすいように伝えることであり、このような方法で伝えられる”客観的な第三者からの情報”は価値ある情報として消費者に受け入れられやすいと、同社代表取締役である西江肇司氏は語っています

ベクトルの事業ドメイン(HPより)
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ベクトルのコンテンツマーケティング関連事業の動き

これまでリリースされたベクトルによるコンテンツマーケティング関連の動きを時系列順に並べてみました。2014年9月以降、動きが活発化していることがわかります。

1.「ニューステクノロジー社の設立」

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リリース日:2014年9月5日
詳細:以前ネイティブアドタイムスでも紹介した、サイバーエージェント子会社マイクロアドとの合弁会社”株式会社ニューステクノロジー”の設立を通じて、ニュース記事の制作から最適なユーザーに届けるというディストリビューションまでを一貫して提供する取り組みです。
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2.「Outbrainとの提携」

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リリース日:2014年10月14日
詳細:こちらも以前にネイティブアドタイムスで紹介した、世界中のwebメディアにレコメンドエンジンを提供し、世界No.1ネイティブアド事業者Outbrain Inc.の日本法人アウトブレイン・ジャパンとベクトルの子会社シグナルが提携。webでのPR記事制作からさまざまなメディアに設置されたレコメンドウィジェットを通して、最適なユーザーにネイティブアドとして記事を届けます。
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3.「コンテンツ制作と拡散プラットフォームNative News Wire」

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リリース日:2014年10月30日
詳細:マイクロアドとの合弁会社ニューステクノロジーによる、ニュースコンテンツの制作から既存のメディアへの掲載、ネイティブアドとしての拡散までできるプラットフォームです。掲載面においてはNews Picks,GIGAZINE,TABI LABOなど人気メディア、配信においてはFreakOut,Outbrainなど有力なネイティブアドネットワークが名前を連ねている点が特徴です。
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4.「動画への対応」

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リリース日:2014年11月13日
詳細:こちらもニューステクノロジーによる取り組みで、広告主のPR動画をもとにニュースコンテンツを制作、あるいはPR動画のリンクをBLADE PRがネットワークするメディアに配信することが可能です。同月の11日にはベクトルによる発注から納品までオンラインで完結できるPR動画のクラウドソーシングサービス「Video Times」がリリースされており、これらのサービスを併用すればPR動画の制作から配信までをワンストップで提供することが可能です。

5.「SEO施策の立案とコンテンツ制作、効果測定までをワンストップで提供」

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リリース日:2014年11月27日
詳細:全世界で8400以上のブランドが利用するSEO分析ツール”BrightEdge”を提供する米BrightEdge Technologies Inc.とベクトルの子会社シグナルが提携し、従来インハウスSEOを行っていた企業に向けてSEO施策の立案からコンテンツ制作、効果測定までをワンストップで展開できるサービスを提供しています。
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6.「レコメンドエンジンの精度向上」

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リリース日:2014年12月15日

詳細:各ユーザーの興味分野に合わせて最適なニュースをレコメンドするニュースキュレーションメディア”Vingow”や、コンテンツの内容解析・配信技術”Vingow Xwire”を提供する株式会社JX通信社との資本業務提携を通じて、ベクトルの「Native News Wire」やニューステクノロジーで提供されるネイティブアド関連サービスにおいてのレコメンドの精度向上を行う模様です。
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まとめ

以上が2014年終盤のベクトルのリリース内容となります。

ベクトルグループは従来の領域に留まらず、コンテンツマーケティングやネイティブアドといった新たなマーケティングの流れに着目し、PR領域で培ったコンテンツ企画や制作、メディアとのパイプなど、従来から保有する資産を武器に新たな動きを見せています。さらに、アドテクノロジーを活用し、「いいモノを世の中に広める」という理念の元、まさにそれを体現し、最適な情報を最適な人に届ける仕組みを作りあげようとしているのではないでしょうか。

別の側面からこれらのリリースを見ると、ベクトルグループは”コンテンツの制作から配信、効果測定”までをワンストップで提供しようとしていることがわかります。従来、コンテンツマーケティング事業者はコンテンツ制作のみを、ネイティブアドネットワーク事業者は広告配信のみといったように、広告主側からすると、マーケティング活動の一連の流れの中で、各事業者が断片的にサービスを提供しているというのが実情でした。

しかし、今後は良質なコンテンツを制作し、そのコンテンツを流通させ、効果検証を行う、この一連の流れを提供するプレイヤーが出てくるのではないかと予想されます。

様々な領域から新たなプレイヤーが参入し、コンテンツマーケティングやネイティブアド領域は、2015年度ますます盛り上がることでしょう。

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