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ソーシャルグルメサービス「Retty」が提供を開始したユニークなネイティブ広告の手法


9月1日、お気に入りの飲食店の口コミを友達と共有できる、実名制グルメサービスRettyを運営するRetty株式会社が、同サービスにおいてネイティブ広告(ブランドコンテンツ)を本格的に提供開始することが分かりました。

Rettyではユーザーをフォローすることで、自分のタイムラインにフォロー中のユーザーからのおすすめの店の情報を受け取る事が出来ます。

Retty
(会員登録時に自動的にフォローされるユーザーによる投稿)

また、タイムライン以外にも条件による飲食店の検索や、Rettyがテーマごとにキュレーションしたいわゆる”まとめ記事”からもお店を探すことができます。

Retty_curation
(Rettyのまとめ記事の例)

Rettyのネイティブアド商品

プレスリリースには次のようにあります。

Retty 株式会社は、サービス内の人気コンテンツ「お店まとめ」と、企業のメッセージを融合させた「ネイティブアド商品」を新たに開発。
2014 年 9 月からネイティブアド事業に本格参入致します。

キュレーションコンテンツをネイティブアド化

Retty_ad

既に試験的に提供されているネイティブ広告を見ると、「お店まとめ」記事に体裁を合わせた形で提供されていることがわかります。

神楽坂でデートの切り札になるバー9選”というこの記事は、住友不動産が提供するタワーマンション”ラ・トゥール神楽坂”の記事広告へのリンクが貼られていたり、住友不動産のサービスサイトへのリンクもあります。(「suppoted by 住友不動産」と、記事広告であることも明記されています。)

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まとめ記事の広告以外の部分は、他の「お店まとめ」記事と同じようにRettyが中立的なポリシーをもってキュレーションした記事であり、”神楽坂のバー”に興味があるユーザーは有用な情報を広告から得る事ができます。

以前の記事でもお伝えした、”ユーザーがストレスなく情報を得る事が出来る”という基準を満たしているので、このブランドコンテンツも”ネイティブ広告”の一種(米iabの定義における第6種、カスタム型)であると考えられます。

Rettyがブランドコンテンツを提供し始めた背景

プレスリリースには次のようにあります。

ここ数年のスマートフォン広告市場の急激な伸びに伴う出稿量増加や、スマートフォンの画面が小さいという特性に伴い、「スマートフォン広告は見られにくい」「自然に商品の価値を伝える事が可能なスマートフォンメディアが少ない」といった課題が生まれています。

位置情報を元にお店をレコメンド機能を実装するなど、スマートフォンでのサービスを中心に展開するRettyでは、”画面の大きさ”に左右されずに広告を展開できる”ネイティブ広告”とスマートフォンとの相性の良さに着目し、今回の取り組みを行っているのではないかと想像できます。

このような展開は、昨今のコンテンツマーケティング市場の隆盛も手伝い、スマートフォンでの収益化に悩む多くのメディア事業者にとって参考になりそうですね!

「webマーケティングの新しいカタチを創る」をミッションに、オウンドメディアの運営、記事コンテンツの制作・編集、ネイティブ広告ネットワークの提供を行っています。