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マイクロアド×ベクトルのネイティブ広告事業にみる「コンテンツ制作と拡散」セット化の流れ

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2014年9月5日、広告プラットフォーム事業を展開するサイバーエージェント子会社の株式会社マイクロアドと、総合PR会社である株式会社ベクトルが、共同出資により合弁会社『株式会社ニューステクノロジー』を設立することが明らかとなりました。

株式会社マイクロアド

マイクロアドは、アドテク領域を牽引する代表的なプレイヤーの1社。

広告主側の広告効果最大化を実現するDSPのソリューションに加え、媒体側の収益最大化を図るSSPの提供、RTBと呼ばれるリアルタイム入札の仕組みなど、アドテク領域の様々な分野をカバーしています。

MicroAd BLADE(DSP)

BLADE microad
MicroAd AdFunnel(SSP)

AdFunnel microad

株式会社ベクトル

ベクトルでは戦略PR領域を中心に、webPRからコンテンツ製作まで総合的なPR支援事業を展開しており、2012年にマザーズ上場を果たしている企業です。

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PRtimes
vector PRtimes

同社の子会社である株式会社PRTimesは、国内シェア数No.1を誇るPR情報掲載サイトPRTimesを運営しています。

何が可能になったのか

新会社では、ネイティブ広告事業をマイクロアドとベクトルが共同で運営する形のようです。

プレスリリースでは以下のように記載されています。

PR で露出された編集記事の記事クリエイティブやコンテンツを、外部メディアの広告枠及び記事下関連記事に表示させ、ターゲットとなる適切な生活者に記事を届けるサービス。高精度なターゲティング技術をもとに、一人ひとりのユーザーの趣味や嗜好に応じて、広告主の特性に合わせた適切なユーザーに、適切なタイミングで PR が可能になります。
本サービス開始に伴い、クライアントが求めるより良質な記事を届けるための WEBメディアの運営も開始します。

企業は以下のメニューをコンテンツ作成の段階からオーダーすることが可能とのことです。

BLADE PR詳細

1.生活者に最適化された”ニュースAD”提供
ユーザーの興味関心に合わせた、記事(広告)の表示。

2.閲覧ニュースの関連記事として”PR記事”の露出
ユーザーが閲覧しているニュースと親和性の高いPR記事を関連記事としてマッチングし、情報を配信。

従来のコンテンツ制作会社は、拡散部分まで請け負うことはありませんでしたが、新会社である株式会社ニューステクノロジーの提供するBLADE PRでは、その拡散部分までを自前のアドネットワークで拡散することが可能になるようです。

”コンテンツ制作”と”コンテンツ拡散は”ワンセット化

質の高いコンテンツを制作することが出来たとしても、想定されているターゲットの目に触れる事が無ければ、広告効果は上がりません。スマートフォンの台頭やSNSの利用者増加に伴い、web上の情報量は激増。従来の様々な広告メニューも、その効果が減少してきています。

今回の取り組みにおいて、「コンテンツの質」の部分をベクトルが、「コンテンツの拡散」の部分をマイクロアドが担うことによって、より効果的な広告・PR手法を実現する狙いがあると考えられます。

弊社サムライトでも、「コンテンツ制作+ネイティブアドによる拡散」をワンセットで提供するサービスを展開しておりますが、今後はこのような手法がスタンダード化していくのではないかと予想しています。

最後に、具体的な事例をご紹介します。

以下は他社事例ですが、広告・PR目的で制作した企業のブランドコンテンツを、ネイティブ広告ネットワーク提携メディアの関連記事枠等に対して、ユーザーの興味関心に合わせて配信。そのコンテンツ制作とコンテンツ配信をセットで展開するというイメージです。

recommended brand content
(Bussiness JournalからHuffington Postのブランドコンテンツへのレコメンド)

コンテンツの持っている力を最大限活かすためには、ネイティブ広告ネットワークとの連携が不可欠になってくるのでは無いでしょうか。

ネイティブ広告ネットワークのsomewrite ad

somewrite ad

「webマーケティングの新しいカタチを創る」をミッションに、オウンドメディアの運営、記事コンテンツの制作・編集、ネイティブ広告ネットワークの提供を行っています。