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業界を牽引する3名が語るオウンドメディア運営成功の鍵とは【突撃リポート第1弾】

セミナー イノーバ サムライト

近年マーケティング領域においてすっかり浸透し、2015年にはますます盛り上がりをみせるであろうコンテンツマーケティングとネイティブアド。
そんな市場の状況もあり、今年こそはコンテンツマーケティングに取り組んでみようという方も多いと思います。

そんな中、2015年1月26日、東京都西新宿の新宿住友ビルで「Shinjuku Summit vol.1 コンテンツマーケティング基礎セミナー」(住友不動産主催)が開催され、本セミナーにsomewrite編集部が突撃取材を試みました。

第1部では株式会社イノーバ代表取締役社長である宗像氏より、「コンテンツマーケティングとは?」をテーマに具体的な事例などを紹介しつつ、コンテンツマーケティングの定義や概要について説明がありました。

そして注目の第2部は「オウンドメディアの作り方」をテーマに、3名が登壇し、パネルディスカッションが展開されました。

今回は全2部構成で開催されたセミナーにおいて、業界を牽引する3名がディスカッションを行った第2部を中心にリポートします。

【登壇者紹介】
株式会社イノーバ代表取締役社長 宗像 淳
2011年6月に株式会社イノーバを設立、代表取締役に就任。
著作:『商品を売るなーコンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる』 日経BP社刊, 2014年

サムライト株式会社代表取締役社長 柴田 泰成
2013年9月にサムライト株式会社を設立、代表取締役に就任。
その他、自身で3億円規模の投資ファンド「ソラシード・スタートアップス」を手がけ、複数のスタートアップへの投資を実施。

Qetic(ケティック)株式会社代表取締役 宍戸 麻美
2009年4月にオウンドメディア「Web Magazine Qetic」を開設。
以降同サイトの編集長を努める。自身も10代の頃から多数の音楽イベントに参加、同サイトにおいてもフェスの特集を数多く手がける。

コンテンツマーケティングを実施する意味

イノーバ 宗像
(写真:イノーバ代表取締役社長、宗像氏)

司会者:企業がコンテンツマーケティングを行う意味は何でしょうか?

宗像氏:若年層はTVを観なくなり、ネットを観ている時間の方が長い。そういったユーザーに向けて普段から、どれだけ接点を増やすかが重要。ネットにおいてはユーザーにピンポイントで情報を届ける事が必要だが、同時にそれは非常に難しい。ディストリビューションが重要だと思います。

柴田氏:TVCMを実施している企業、いわゆるナショナルクライアントと呼ばれる大手企業のオウンドメディア支援も行っています。そういった状況からも、ユーザーとのコミュニケーション手法を変える必要性を感じている。特にスマホにおいての。

TVCMと同じ手法ではユーザーと【握手】は行えないのではないか?そしてコンテンツを届ける、ディストリビューションは非常に重要。誰に、どのように、どのタイミングで、どの程度の量を届けるのか。それをサムライトではサービスとして提供している。

宍戸氏:企業・ブランドのどの側面をユーザーに届けるかが重要だと考えている。メッセージを切り出すポイント、点と面の結びつけが重要です。具体的には企業やブランドの背景やストーリーをコンテンツ化して発信し、ユーザーに新たな印象を生み出し、企業やブランドとの接点作りを行っています。

オウンドメディアの費用は企業が人1人を担当者として雇うのと同じ金額感

Qetic 宍戸
(写真:Qetic株式会社代表取締役、宍戸氏)

セミナー参加者:実施するにあたって具体的な予算と時間について知りたいです。

柴田氏:誰が何をやるかによるので一概には言えないですね。非常に難しい質問です。サムライトのサービスでお伝えすると、オウンドメディアに関わる全てを代行して、企業が人1人を担当者として雇うのと同じ金額感、それよりは安くなるように設定しています。

司会者:依頼した企業側には担当者は必要ないということですか?

柴田氏:必要です。コンテンツ作成においては企画がもっとも重要です。その企画は企業の中にあるノウハウや情報から生まれる事も多いです。そしてそれはオリジナリティがある良いコンテンツとなりますからね。

宍戸氏:とにかくまずはクライアントにヒアリングを行います。
予算のうまい使い方を伝えて、無駄をなくしますね。金額に関しては何が作りたいか、目的や質によって大きく変わってくるのではないでしょうか。

宗像氏:価格感はサムライトさんに似てますね。
今後は【コンテンツ制作】【ディストリビューション】【サイト運営】の3つにわかれてくる。
これらのどこにお金を使うかによって全く変わってくる。

コンテンツ制作においてBtoB・BtoCでの違い、意識すべきポイントとは

セミナー参加者:コンテンツ制作においてBtoB、BtoCとの違い、意識するポイントはあるのでしょうか?

宍戸氏:BtoBにおいては営業担当者が自社のカタログを見せなくても、説明ができるように、伝えられるような内容を意識しています。第3者の立場に立ってなにが伝えられるかを意識していますね。

宗像氏:BtoCではエンタメ系や、バズらせることを意識していますし、必然的に寄っていきますね。センスが非常に重要です。逆にBtoBでは設計が重要です。何と何を結びつけ何を発信するのかを意識して設計しています。

柴田氏:あまり違いはないと考えていますし、意識もしていません。もちろんクライアントの目的は意識しています。ただ、とにかく面白いモノを作ろうという意識が重要だと考えています。

コンテンツは面白くても届かなければ意味がない。届けるためのディストリビューション施策が重要

サムライト 柴田
(写真:サムライト株式会社代表取締役社長、柴田氏)

セミナー参加者:ユーザーをコンテンツにランディングさせるためにはネイティブ広告との組み合わせ、【合わせ技】が重要になるのでしょうか?

宗像氏:BtoBの会社であればコンテンツを作って行けばそれで問題ない。
BtoCの会社においては合わせ技も必要だと考える。リタゲを行うなどこれから事例を作っていきたい。

宍戸氏:内的SEOは非常に重要。面白い内容を一緒に作り、それをごく自然に届ける事はやはり重要ですね。また、個人的には言葉の力が非常に重要だと考えている。コンテンツが溢れている状況の中で、いかに印象的なコピーやタイトルを作れるか。

まず何が起きているのかを、新聞のように短く伝えられるのか。最近は動画やインスタグラム(写真)もあるが、やはり言葉・コピーライティングは重要ですね。

柴田氏:合わせ技がまさに重要ですね。サムライトは合わせ技の会社です。ちなみにこれをサービスとして提供したのはサムライトが最初だと思います。サムライトではコンテンツ作成と広告配信をセットで売っています。

お客さんをいかに連れてくるか、面白くても届かなければ意味がない。ただソーシャル等での拡散は中々難しい。そこでうちでは着火と呼んでいますが、コンテンツに着火、広告配信でブーストをかけコンテンツを拡散します。

そこからはコンテンツの内容勝負ですね。広告配信での着火だけでは意味がない。
その両方を実現し、行う事が何よりも重要だと思います。

まとめ

今回は同セミナー内で展開された、業界を牽引する3名のディスカッションをリポートしました。
コンテンツマーケティングといっても、その手法やアプローチは支援を行っている企業、ユーザーに発信を行っている企業によって様々であることがおわかりいただけかと思います。

今年こそはコンテンツコンテンツマーケティングに取り組んでみようという方には、事例やヒントが多く詰まった内容のセミナーだったのではないでしょうか。

引き続き、somewrite編集部では、ネイティブアドやコンテンツマーケティングに関わるセミナーに取材を敢行し、皆さんに情報を発信していきたいと考えています。
次回のリポートもお楽しみに!

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「webマーケティングの新しいカタチを創る」をミッションに、オウンドメディアの運営、記事コンテンツの制作・編集、ネイティブ広告ネットワークの提供を行っています。