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【ad:tech突撃インタビュー第2弾】ネイティブアド市場に参入するアドネットワークの”本音”と”実情” – アキナジスタ株式会社

akinasista kobayashi-san

PC向けアフィリエイトネットワーク”AAA”,スマホ向けアドネットワーク”TAP ONE“,”MAIST“などwebサイトのマネタイズ支援関連事業を行うアキナジスタ株式会社。

今年7月、月間20億imp(2014年6月時点)の広告表示を誇る国内最大級スマートフォン向けアドネットワークTAP ONEにて、ネイティブアド広告配信サービス「ネイティブアド+」をリリースし、正式にネイティブアドネットワークの運営を発表しました。

続けて今年8月にはスマートフォン向けアドネットワークMAISTにおいてもネイティブアドの配信を発表するなど、2つのアドネットワークにおいてネイティブアドネットワークの配信を開始しているようです。

そんな積極的な動きを続けるアキナジスタ株式会社の、ネイティブアド事業への参入の背景や現在の運営状況を探るべく、取締役の小林さんにお話を伺いました。

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(アキナジスタ株式会社取締役:小林祐介さん)

ーad:techに出展したきっかけをお教えください!

実は去年もtaponeとして出展していました。
TAP ONEを昨年の11月にリリースして、その認知を高めるためにad:techに参加したんですが、とても反応が良かったので今年はさらに大きめのブースで出展する事にしました。

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(TAP ONEトップページ)

ー今回全面に推しているネイティブアドネットワークTAP ONEについてお聞かせください。

もともとTAP ONEはディスプレイアドネットワークとして始まったので、ネイティブアドにこだわっていたわけではないんですよ。ただ、リリースした当初から社内で「バナー広告だけでは物足りないのでは?」という声があり、業者間での単価競争も激しくなることも考え、競合と被らない全く違う形式での広告掲載を求めてネイティブアドを始めました

ー同時に運営されているMAISTとはどのような違いがあるのでしょうか?

MAISTの方に関しては電子書籍の広告が中心ですね。TAP ONEに出稿された広告と混ぜて配信してしまうと、ターゲットにマッチしない可能性があるので、商材のジャンルに合わせて配信いただく形になっています。

ー現在ネイティブ広告ネットワーク市場には20以上の事業者がいますが、アキナジスタ様はどういった形で差別化を図っていくのでしょうか。

それはまさに模索中なんですが、ただ僕らは早い時期に参入していたので先行者メリットがあり、すでに大手メディア様にも導入いただいているので、そこは強みだと思います。

あとは拡散を効率的に狙える配信メニューが強みですね。弊社の方で記事テイストのネイティブアドに、”シェアをするとギフトカード等が当たる”といったインセンティブを付加しています。
この場合、結果的に1件のクリックから100件のシェア経由のクリックが生まれたとしても、料金としては1件のクリック分を頂く形になっていますので、クライアント様には少ないコストで効率的に配信いただけます。

ー他の事業者に比べて”拡散”という点に特徴があるのですね。

拡散面と、広告をクリックした先のページ(LP)もメディアのデザインに合わせた形で提供できることが強みですね。

掲載メディア様の数だけデザインを用意しており、クライアント様には中身の文言と挿入する画像さえ頂ければ、サイトの形式に合わせた自然なデザインでさまざまなメディア様にご出稿いただけます。

MAIST image
(MAIST配信イメージ)

ー配信のアルゴリズムはどういう形になっているのでしょうか。

メディア様にとっては、各枠ごとにCPCやCPMベースでもっとも収益性が高い広告を配信する形式になっております。
クライアント様にとっては掲載メディアを選んでいただいた上で配信する形になっており、さらにオーディエンス・ターゲティングやリターゲティング機能を用いて特定のユーザーに訴求する事も可能です。

ー「コンテンツに飛ばす」というこだわりは強いのですか?

ネイティブ広告自体の概念が定まっていないので難しい話なんですが、バナーの部分だけネイティブ広告っぽくしても、その後飛んだページが全然違っていたら中途半端だなと考えています。

ーアキナジスタ様にとってのネイティブアドは「ページに対してもコンテンツに対してもネイティブ」な広告という認識なのでしょうか。

そうですね。そこまで含めてネイティブアドなのではないかなと思っています。
ニュース系のメディア様への出稿の際は記事テイストのメニューを用意して、動画系のメディア様への出稿の際は動画を含んだLPを用意しています。
費用対効果を確実に狙っている広告主様をターゲットにしているため、広告主様の商品・サービスが説明不要な場合などは、ネイティブ広告の形式ではなく直接LPに飛ばす形式でご提案する事もあります。

映像を見せたりきちんと説明を入れた方が商品・サービスの内容が伝わりやすいと判断した場合はネイティブアドの形式でご提案しています。
両方の形式でスタートすることもありますね。

弊社としては今後”拡散”をキーワードとして、いかにいいサービスを拡散力のあるメディアを用いて広げていくかということが重要な課題です。

ーこれからネイティブアドの市場が拡大していく実感はありますか?

もともと市場規模はゼロだったので、間違いなく拡大はしていくと思います。
ただネット業界にも流行りと廃りがありますので、これからネイティブアド事業者がどのようなメニューを組んでいくかによって変わっていくと思います。
そう言った意味ではこれからの市場の行方はネイティブアド事業者次第ではないでしょうか。
弊社としても他社様のアドネットワークと接続するなど業者間で協力しつつの事業展開を進めていくことを考えています。

ー本日はありがとうございました!

「webマーケティングの新しいカタチを創る」をミッションに、オウンドメディアの運営、記事コンテンツの制作・編集、ネイティブ広告ネットワークの提供を行っています。